10月25日~26日。
みんなが待ちに待った!「子育て農業応援団の収穫祭」
収穫祭開催の地は金沢市湯涌「みどりの里」と「創作の森」で行いました。
なぜ、この場所にしたのかというと・・・今年7月下旬に50年ぶりという大きな水害に見舞われ、今もなお復興に向けて頑張っている地区なのです。
我が子育て農業応援団もこの地に少しでも賑わいを出せればと考え収穫祭を開催しました。
収穫祭第一弾は、みどりの里で「そば打ち体験」を親子でやりました。
そばを打つのは3鉢です。参加者は3つのグループに分かれ親子入り混じってのそば打ち合戦となりました。
そば打ち台に上がりこみ蕎麦粉をコネコネする子や恐る恐る蕎麦粉に手を伸ばしパサパサ飛ばしまくる子、そんなもんに負けじと両手を鉢に突っ込みワサワサかき回す子で、3鉢三つ巴でのそば打ちとなりました。
あ~・・・・こんな状態でそばになるのかなぁ? そば打ちを指導して下さる先生も3鉢の間を飛び回るように行ったり来たり、何とか蕎麦にしなければ!という使命感を帯びたような顔つきで必死の形相・・・・!?でありました。
その甲斐あってか、なんとか食べられそうな蕎麦になり、おなかぺこぺこの親子、スタッフのお腹の中にツルツル~とおさまりました。
お腹がいっぱいになった一行は、湯涌温泉へひとっ風呂浴びにいざ出発!
みんなで入る温泉はまた格別なものでして、子ども達も大喜びの大はしゃぎ!賑やかな温泉タイムが過ぎて行きました。
やっぱ、みんな日本人だなぁーお風呂大好き、温泉大好き! 一時の幸せを噛み締めながら心もポッカポッカの団長でした。
収穫祭第二弾は、いよいよ本番!お釜でご飯炊きと竹でご飯炊き、そして囲炉裏での野菜焼きです。
温泉から上がった一行は、場所を「創作の森」へ移動し、今日のねぐらとなる木造つくりの研修等へたどり着きました。
玄関には広い上がり土間があり、その奥に囲炉裏のある板の間のお部屋。そのまた奥には畳のお部屋が続きます。
大きなひろ~い木のお家が、私たちを温かく包んでくれているようで何だか遠い昔に帰ったような気がしました。
外では早くも火起こしが始まっていて、ご飯炊き準備が整えられていきます。
何といっても収穫祭一押し企画、今年ファームのミニミニ田んぼで取れたお米を昔ながらのお釜でご飯炊き!
おまけに、竹の筒でのご飯炊きです。みんなが一番の楽しみにしていたものです。

参加者全員で役割分担を決めて、大人も子どもも一緒に協力し夕げの支度・・・・何となく情緒があっていいじゃありませんか。と、哀愁に浸っている間もなく子ども達のはしゃぐ声!声!声! みんな嬉しくって楽しくってまるで爆弾が落ちたような賑やかさです。
そんな中、沈黙を保つかのように囲炉裏では、ファームで取れた野菜たちや竹輪、さつま揚げなどが焼きあげられ良い匂いがしてきます。
大鍋では、金沢名物「めった汁」がグツグツと煮えて、これまた良い匂い。 こりゃーたまりませんわ。
とび跳ね騒ぎまくる子ども達を静かにさせて、みんなで「いただきまぁ~す!」
思った通り、お米の粒がしっかりして甘みがあってご飯がおいしい~。野菜も甘みがあってばっちグー!囲炉裏の火で焼くと優しい甘さになるんだなぁ~。
お行儀よくお腹が膨れたころ、大人タイムの始まりです。普段のストレスを発散するかのように喋りまくって、飲みまくりました。
囲炉裏端に座り込み飲みながらの語らいの時間・・・・・中々いいもんですぞー。こうやって昔の人達はコミニケーションしていたんだなぁーと、火のぬくもりが伝わる距離でのコミニケーションは今の時代には無いものです。相手の心の温かさまで伝わってくる今この時間を大切にしたいと心からそう思った団長です。大人たちの語らいタイム、よもやま話は深夜遅くまで続き、一人一人と奥座敷の雑魚寝部屋へ姿が見えなくなっていきました。
翌朝、囲炉裏に火が入ったのは午前6時すぎ。朝食は、昨日のめった汁の中へうどんをぶち込み「大鍋煮込みうどん」と雑炊。
ちょっぴり冷え込んだ朝には最高のメニューです。温かいおうどんと雑炊で身も心も温まり、子育て農業応援団の収穫祭が無事終了しました。

団長の独り言・・・・
今回の収穫祭は、日常生活を離れ一昔前の日本の生活に触れ、食物の味を味わってもらいたいと思い企画したものです。
現代生活の中で何か忘れ去られているものを見つけてもらいたくて・・・・・
みなさん、感じていただけたでしょうか・・・・? 言葉じゃなく体と心、五感をいっぱいアンテナにして。
次の時代の子どもたちに伝えたいもの残したいもの、その答えが今回の収穫祭にはあるような気がします。




